幻のギャグ漫画「マルポチャール」が読みたい

読者の皆様、「マルポチャール」という漫画をご存知でしょうか?

おそらく知らない方が9割以上でしょう。
「マルポチャール」は極山裕先生が1998年ごろ「月刊少年ギャグ王」で連載していたギャグ漫画です。

もしかすると、この漫画はおろか「ギャグ王」すら知らない方も多いかもしれません。
ギャグ漫画を中心とした「月刊少年ガンガン」の姉妹誌のような漫画雑誌と思ってください。

肝心の内容ですが、「マルポチャール」という名の少年と「シモブクレータ」という少女を中心に彼らの日常を描いたシュールな1話完結型ギャグ漫画でした。
名前からしてシュールですが、この二人は(その世界の中では)比較的まともな方。

シモブクレータも決して不細工なデブキャラではなく、輪郭の丸っこい可愛い女の子です。
どちらかといえば危険なのは、彼らの周囲にいる人物。
中でも彼らの担任「ヒゲモジャーリ先生」は常識外れの力と思考回路で大暴れしていた記憶があります。

この漫画の笑いどころとシュール成分の半分はヒゲモジャーリ先生に依っていたように思います。
さて、「記憶があります。」「ように思います。」という表現に引っかかった方もいるのではないでしょうか。紹介しているのに単行本を持っていないのか?と。

実は、この作品、単行本が出ていません。
人気がなかったからではありません。単行本が出るくらいの話数が溜まる前に

掲載誌が休刊してしまったのです。
何作品かはエニックスの別の雑誌に移籍できたのですが、

このあたりは1話完結の作品の弱みですよね。
続き物の作品に比べて切りやすいという。

従って、好きな作品であるにもかかわらず、長いこと読めていないのです。
絶版漫画や未単行本化を無料公開している「マンガ図書館Z」さんあたりがなんとかしてくれないものかと、淡い期待を抱いています。

なお、薄れゆく記憶の中で一番印象に残っているシーンはシモブクレータが双子の校長と教頭に「泣いちゃだめよ。ナデナデ。」と言って頭をなでるシーンです。

いつも並んで歩いている双子の校長と教頭は頭頂部が完全なハゲかバーコード状態かで見分けがつくのですが、突風によってバーコード部分の髪がハゲている方の頭に移動、そのせいで泣いている二人をシモブクレータが頭ナデナデすることでバーコード部分は元の場所に戻って、校長教頭は機嫌を直すという展開でした。シュールですよね。

先ほど書いた通り、確認の方法がないので、もしディテールが違っていてもご容赦ください。